訳文言語が日本語の場合に、訳文に対して次のチェックを行います。
全角半角の使い分けが文字種や記号ごとに統一されているかどうか
全角半角間のスペースの有無が文字種や記号ごとに統一されているかどうか
訳文の全角文字の間に半角スペースが挿入されていないか(オプション)
訳文に全角スペースが挿入されていないか(オプション)
初期設定では、チェック対象のファイル内で特定の文字種または記号に全角半角の両方が使われている場合や、 全角半角間のスペースの有無が統一されていない場合、それが指摘されます。
たとえば、次が指摘の対象になります。
全角の括弧( )と半角の括弧 ( ) が混在している
全角の英数字と半角の英数字が混在している
半角英数字と漢字ひらがなの間に半角スペースが挿入されていたりいなかったりする
スタイルガイドなどに従い、半角全角の使い分けや、全角半角間のスペースの有無を文字種ごとに指定できます。
[ツール]メニューの[対訳チェックの設定]−[全角半角の使い分け(和訳)]をクリックします。
次のタブが表示されます。
[全角半角の使い分けとスペースの有無を文字ごとに指定する]チェックボックスをオンにします。
英字、数字、カタカナ、記号ごとに[全角半角の使い分け]、[スペースの有無]を設定します。
[全角半角の使い分け]では、その文字種または記号を全角と半角のどちらで表記するかを指定します。
[スペースの有無]では、その文字種または記号とその前後の異なる幅の文字(その文字種が半角の場合は前後の全角文字)との間に半角スペースを入れるかどうかを指定します。
たとえば、スタイルガイドで「英数字は半角で表記し、全角文字と半角英数字の間に半角スペースを入れる」と指定されている場合は、 [英字]、[数字]の両方で[全角半角の使い分け]を[半角]に、[スペースの有無]を[前後]に設定します。
また、スタイルガイドで「括弧は半角とし、括弧の外側が全角の場合のみスペースを入れ、内側には半角スペースを入れない」と指定されている場合は、 [()]の[全角半角の使い分け]を半角に、[スペースの有無]を[外側のみ]に設定します。