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Microsoft Word の文章校正機能を使ってスペルチェックと文法チェックをする

Tuscan の指摘する項目「辞書にない単語」では、Microsoft® Word(以降「Word」)の文章校正機能を使ってスペルチェックと文法チェックをすることができます。

  1. Tuscan を起動します。

  2. [対訳チェック]タブを選択します。

  3. [対象のファイル]の一覧に、チェック対象のバイリンガルファイルを追加します。

  4. [ツール]−[対訳チェックの設定]−[辞書にない単語]を選択します。

    [プロジェクトの設定 - 辞書にない単語]タブが表示されます。

  5. [Word の文章校正機能を使用する]をオンにします。

    * お使いのコンピューターに Microsoft Office Word 2007 以降がインストールされている必要があります。

  6. 文法チェックも同時に実行する場合は、[スペルチェックと文章校正を一緒に行う]をオンにします。

    淡色表示されているオプションは、お使いの Word のオプション「文章校正」の設定が適用されます。

  7. [ツール]−[対訳チェックの開始]−[辞書にない単語]を選択します。

    スペルチェックが開始されます。

    しばらくして、チェック結果が表示されます。

  8. 指摘された内容を Word で確認するには、結果の一覧を右クリックし、ショートカットメニューから[Word のスペルチェック機能で確認する]または[Word の文章校正機能で確認する]をクリックします。

    Word の[スペルチェック]ダイアログボックスまたは[スペルチェックと文章校正]ダイアログボックスが表示されます。

  9. 必要な処理を行うか、[キャンセル]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

    ダイアログボックスでの修正結果が「他の原文または訳文など」欄に表示されます。

  10. 結果の一覧を右クリックし、ショートカットメニューから[編集]をクリックします。

    Tuscan のセグメントエディターが表示されます。

    * 対象のファイルが TTX の場合、TagEditor がインストールされていれば、TagEditor が起動し、該当する分節が表示されます。

  11. セグメントエディターで訳文を必要に応じて修正します。

  12. [Apply]をクリックします。

    修正内容がファイルに反映され、結果の一覧に戻ります。

  13. 結果の一覧の他の行で指摘された部分も、必要に応じて修正します。

  14. Tuscan を終了するには、[ファイル]−[終了]を選択します。

    プロジェクトの設定を保存するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

  15. 次のいずれかを行います。

* Tuscan のセグメントエディターで SDLXLIFF ファイルを修正した場合は、SDL Trados Studio でファイルを開いて最終確認をしてください。

この記事で使われている製品のバージョンについて

Tuscan 4.0.15

Microsoft Office Word 2010

Microsoft Windows 8.1 Pro

この記事に記載されている商標について

Trados は、SDL plc の登録商標です。

Trados Studio、TagEditor は、SDL plc の商標です。

Microsoft Word は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。