SDLXIFF ファイルの基本的な対訳検索の手順についてサンプルを使って説明します。 （サンプルファイルのダウンロード）
Tuscan を起動します。
Tuscan の起動時、最新版の有無が確認され、最新版がある場合はインストールするかどうか確認するメッセージが表示されます。できるだけ最新版を使用してください。
［対訳検索］タブが選択されていない場合は、［対訳検索］ボタンをクリックします。
［現在のファイルを対象にする］チェックボックスをオフにします。
* 対象のファイルが TTX ファイルまたは Word バイリンガルファイル（*.doc、*.docx）の場合は、 このチェックボックスをオンにして TagEditor または Microsoft Office Word で編集中のファイルを検索対象にすることができます。
次のいずれかの方法で、［対象のファイル］の一覧にチェック対象のファイルを追加します。
対象のファイルを一覧にドラッグ＆ドロップします。
［＋］ボタンをクリックし、表示されるダイアログボックスを使って対象のファイルを選択します。
* 複数のファイルを追加すると、追加したすべてのファイルで検索が実行されます。
ここでは、原文に「表示」を含む分節を検索します。
［原文］ボックスに「表示」と入力し、右側のボックスで［を含む］が選択されていることを確認します。
［開始］ボタンをクリックします。
検索が開始されます。
しばらくすると、［対訳検索の結果］タブに結果が表示されます
* F11 キーを押すか、［表示］−［パネル］をクリックして［パネル］のチェックマークを外すと、結果の一覧をウィンドウ全体に表示することができます。
ここでは、訳文に「display」とその活用形を含む分節を検索します。
パネルを非表示にしている場合は、F11 キーを押すか、［ツール］メニューの［対訳検索］をクリックします。
［原文］ボックスに入力したテキストを削除します。
［訳文］ボックスに「display」と入力し、右側のボックスで［を含む］が選択されていることを確認します。
［オプション］の［英単語の複数形や活用形も検索］チェックボックスをオンにします。
［開始］ボタンをクリックします。
検索が開始されます。
しばらくすると、［対訳検索の結果］タブに結果が表示されます
ここでは、「表示」が「display」と訳されていない分節を見つけるため、 原文に「表示」を含み、訳文に「display」やその活用形を含まない分節を検索します。
［原文］ボックスに「表示」と入力し、右側のボックスで［を含む］が選択されていることを確認します。
［訳文］ボックスに「display」と入力し、右側のボックスで［を含まない］を選択します。
［オプション］の［英単語の複数形や活用形も検索］チェックボックスをオンにします。
［開始］ボタンをクリックします。
検索が開始されます。
しばらくすると、［対訳検索の結果］タブに結果が表示されます
訳文を修正します。
ここでは、「表示」が「display」と訳されていない分節を修正します。
結果の一覧の最初の行（分節 ID が「6」の行）をダブルクリックします。
セグメントエディターが表示されます。
「opens」を「is displayed」に置き換えます。
［Apply］ボタンをクリックします。
結果の一覧に戻ります。
結果の一覧の 2 番目の行（分節 ID が「21」の行）をダブルクリックします。
セグメントエディターが表示されます。
「appear」を「are displayed」に置き換えます。
［Apply］ボタンをクリックします。
結果の一覧に戻ります。
修正内容を確認します。
［訳文］ボックスの右側の［を含まない］を［を含むか、含まない］に変更します。
［開始］ボタンをクリックします。
検索が開始され、しばらくすると、［対訳検索の結果］タブに結果が表示されます
「表示」がすべて「display」と訳されていることが確認できます。
Trados Studio のエディターでファイルを開き、最終確認と必要な処理を行います。
Tuscan 4.1.2
Microsoft Windows 8.1 Pro
Trados Studio 2011 Professional Edition
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