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Excel ブックに入力された対訳をチェックする

次のように原文と訳文が各行に 1 組ずつ入力された Excel ブック(*.xlsx、*.xls)の対訳チェックを Tuscan で実行する手順を説明します。

Excel ブックに入力された対訳をチェックする

  1. Tuscan を起動します。

    Tuscan の起動時、最新版の有無が確認され、最新版がある場合はインストールするかどうか確認するメッセージが表示されます。できるだけ最新版を使用してください。

  2. [対訳チェック]タブが選択されていない場合は、[対訳チェック]をクリックします。

  3. [現在のファイルを対象にする]チェックボックスをオフにします。

  4. 次のいずれかの方法で、[対象のファイル]の一覧にチェック対象のファイルを追加します。

  5. [オプション]の項目を設定します。

    指摘する項目を選択する

    チェックボックスがオフの場合、Tuscan の標準のチェック項目でチェックが行われます。 チェックボックスをオンにし、チェックする項目を指定できます。

    Context Match/XU はチェックしない

    Excel ブックを対象にする場合は使用しません。

    分節化されている部分のみチェックする

    Excel ブックを対象にする場合は使用しません。

    開いている TM(Trados 2007)の既存訳はチェックしない

    Excel ブックを対象にする場合は使用しません。

    * ここでは、デフォルトのままにします。

  6. [開始]ボタンをクリックします。

    [列と言語の設定]ダイアログボックスが表示されます。

    * Excel ブックの対訳チェックは、Tuscan 4.1.0 以降で実行できます。

    * コンピューターに Microsoft® Office Excel 2007 以降がインストールされている必要があります。

  7. 対象の Excel ブックの先頭行を見出しにしている場合は、[先頭行をデータの見出しとして使用する]チェックボックスをオンにします。

  8. [原文の列]ボックスと[訳文の列]ボックスの一覧から、原文と訳文が記載されている列をそれぞれ選択します。

    [原文言語]ボックスと[訳文言語]ボックスの一覧から、原文と訳文の言語をそれぞれ選択します。

  9. [OK]ボタンをクリックします。

    チェックが開始されます。

    しばらくすると、[対訳チェックの結果]タブにチェック結果が表示されます

    * F11 キーを押すか、[表示]−[パネル]をクリックして[パネル]のチェックマークを外すと、結果の一覧をウィンドウ全体に表示することができます。

  10. 結果の一覧で、変更対象の行をダブルクリックするか、 マウスの右ボタンでクリック(右クリック)し、ショートカットメニューの[編集]をクリックします。

    Excel が起動し、該当する分節が表示されます。

  11. 修正が必要な場合は、Excel でデータを直接修正します。

  12. 同様にして、結果の一覧に表示されたすべての確認事項をチェックし、必要に応じてデータを修正します。

  13. チェックと修正が終わったら、[ファイル]メニューから[終了]を選択して Tuscan を終了します。

この記事で使われている製品のバージョンについて

Tuscan 4.1.0

Microsoft Office Excel 2010

Microsoft Windows 8.1 Pro

記載されている商標について

Excel は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。