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Passolo 翻訳バンドル(*.tbulic11)から対訳をエクスポートして Tuscan で対訳チェックをする

SDL Passolo Translator Edition(以降「Passolo Translator」)で編集した翻訳バンドル(*.tbulic11)の String List を XML ファイルにエクスポートし、Tuscan で対訳チェックを実行したり、Excelブックに保存したりできます。

対訳チェックを実行する

翻訳バンドルの対訳を Excel ブックに保存する

対訳チェックを実行する

Tuscan の対訳チェックの結果からバンドルを編集することはできません。 Passolo Translator の検索機能などで、指摘された原文または訳文を検索してください。

  1. Passolo Translator で対象の翻訳バンドル(*.tbulic)を編集します。

  2. Passolo Translator の String List を XML として保存します。

    Passolo 翻訳バンドル(*.tbulic11)の String List を XML ファイルとして保存する

  3. Tuscan を起動します。

  4. [対訳チェック]タブを表示します。

  5. [対象のファイル]の一覧に、保存した XML ファイルをドラッグ&ドロップします。

    または、次のようにします。

    1. [対象のファイル]の[+]ボタンをクリックします。

    2. [対象のファイルを選択]ダイアログボックスのファイルの種類のドロップダウンリストで[すべてのファイル]をクリックします。

    3. 保存した XML ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。

  6. [開始]ボタンをクリックします。

    [言語の選択]ダイアログボックスが表示されます。

  7. [原文の言語]ボックスと[訳文の言語]ボックスの一覧で、対象の Passolo 翻訳バンドルの原文言語と訳文言語をそれぞれ選択します。

    Report Setup dialog box
  8. [OK]ボタンをクリックします。

    対訳チェックが実行され、結果の一覧が表示されます。

  9. Passolo Translator で対象の翻訳バンドルを開き、Tuscan で指摘された原文または訳文を検索し、必要な修正を行います。

翻訳バンドルの対訳を Excel ブックに保存する

  1. Tuscan の[対象のファイル]の一覧に、翻訳バンドルからエクスポートした XML ファイルが追加されていることを確認します。

    Passolo 翻訳バンドル(*.tbulic11)の String List を XML ファイルとして保存する

  2. Tuscan の[ツール]メニューの[すべての TU を表示]をクリックします。

    [翻訳単位の一覧]タブに、翻訳バンドルの対訳が表示されます。

  3. 結果の一覧の任意の場所を右クリックし、ショートカットメニューの[列の表示/非表示]を使って、Excel ブックにエクスポートしない列を非表示にします。

    たとえば、[原文]と[訳文]以外のすべての列を非表示にします。

    Showing or hiding columns
  4. [翻訳単位の一覧]タブ上部の[ファイルに保存]ボタンをクリックします。

    [翻訳単位の一覧]タブ

  5. [名前を付けて保存]ダイアログボックスの[ファイルの種類]ボックスの一覧で、[Excel ブック(*.xlsx)] または[Excel 97-2003 ブック(*.xls)]をクリックします。

  6. 保存先のフォルダーとファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。

    対訳がエクスポートされ、結果のファイルが表示されます。

    SDL Multiterm Convert などを使い、作成した Excel ブックから用語ベースを作成することもできます。

このトピックで使用されている商標について

Passolo、Multiterm は、SDL plc の登録商標です。

Excel は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。