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レビュー用 Word バイリンガルファイルを作成する

TTX ファイルや SDLXLIFF ファイルの原文と訳文からタグを削除した Word バイリンガルファイルを作成して、ネイティブチェックやレビューに利用できます。

方法 1

  1. [対象のファイル]の一覧に、対象の TTX ファイルまたは SDLXLIFF ファイルを追加します。

  2. Context Match や XU を出力しない場合は、[対訳チェック]タブの[オプション]にある[Context Match/XU はチェックしない]チェックボックスをオンにします。

  3. TTX ファイルの箇条書きの数字など、分節になっていない部分を出力しない場合は、[対訳チェック]タブの[オプション]にある[分節化されている部分のみチェックする]チェックボックスをオンにします。

  4. [ツール]メニューの[レビュー用 Word バイリンガルファイルの作成]をクリックします。

    一時的に[翻訳単位の一覧]タブが追加され、対象のファイルの原文と訳文の一覧が表示されます。

    その後、[翻訳単位の一覧]タブに表示された原文と訳文が Word バイリンガルファイルとして出力されます。

  5. 表示された Word バイリンガルファイルを保存します。

方法 2

  1. [対訳チェック]タブが表示されていない場合は、[ツール]−[対訳チェック]をクリックします。

  2. [対象のファイル]の一覧に、対象の TTX ファイルまたは SDLXLIFF ファイルを追加します。

  3. Context Match や XU を出力しない場合は、[対訳チェック]タブの[オプション]にある[Context Match/XU はチェックしない]チェックボックスをオンにします。

  4. TTX ファイルの箇条書きの数字など、分節になっていない部分を出力しない場合は、[対訳チェック]タブの[オプション]にある[分節化されている部分のみチェックする]チェックボックスをオンにします。

  5. [ツール]メニューの[分節をすべて表示]または[重複しない分節をすべて表示]をクリックします。

    [重複しない分節をすべて表示]は、出力済みの分節と原文と訳文がまったく同じ分節を出力しないようにする場合に使用します。

    [翻訳単位の一覧]タブが追加され、対象のファイルの原文と訳文の一覧が表示されます。

  6. 表示されたタブの上部にある[ファイルに保存]ボタンをクリックします。

  7. [名前を付けて保存]ダイアログボックスの[ファイルの種類]の一覧で[Word 文書 (*.docx)]または[Word 97-2003文書 (*.doc)]をクリックします。

  8. [名前を付けて保存]ダイアログボックスの[ファイル名]ボックスに、作成する Word バイリンガルファイルのファイル名を入力します。

  9. [保存]ボタンをクリックします。

    [翻訳単位の一覧]タブに表示されている原文と訳文が Word バイリンガルファイルとして出力されます。

レビュー後の Word バイリンガルファイルとオリジナルファイルとの違いを調べ、変更を反映する手順については、次の記事をご覧ください。

レビュー用 Word バイリンガルファイルの変更内容をオリジナルファイルに反映する

適用される製品のバージョン

Tuscan 4.3.6.234 以降

更新履歴

2014年7月17日 - 作成

2014年11月18日 - バージョン 4.3.4.230 における UI の変更を反映、[読み込んだ対訳と異なる訳文]のリンクを追加

2014年11月20日 - タイトル変更

2014年11月27日 - 方法 1 と 2 に分割