Trados/Trados Studio/Multiterm/Passolo の使い方

Trados 2007 の翻訳メモリの内容を Trados Studio のメモリにインポートする

SDL Trados 2007 のメモリの内容を TMX ファイルにエクスポートし、SDL Trados Studio のメモリにインポートする手順を説明します。

Trados 2007 の翻訳メモリからエクスポートした TMX ファイルをそのまま Trados Studio のメモリにインポートすることはできません。 ファイルの先頭の行を編集し、文字コード(エンコード)を変えて保存しなおす必要があります。

* 環境や設定、使用する製品のバージョンにより、画面の内容や手順が異なる場合があります。

* ここで紹介する手順や作業は、SDL plc が推奨またはサポートするものと異なる場合があります。

* SDL Trados 2007 のサポートは終了しています。

  1. Trados 2007 Translator's Workbench を起動します。

  2. エクスポートする翻訳メモリを開きます。

  3. [ファイル]メニューの[エクスポート]をクリックします。

    [エクスポート]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

    [エクスポートファイルを作成]ダイアログボックスが表示されます。

  5. ファイルの保存先のフォルダーに移動し、保存先のファイルの名前を指定し、[保存]ボタンをクリックします。

    翻訳メモリにからファイルにデータがエクスポートされます。

  6. 保存したファイル(エクスポート先のファイル)をメモ帳で開きます。

    * メモ帳以外にも、文字コードを指定して保存しなおすことができるテキストエディターが使えます。

  7. 先頭の行の「<?xml version="1.0" ?>」を「<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>」に変更します。

  8. メモ帳で[ファイル]メニューの[名前を付けて保存]をクリックします。

    [名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。

  9. [ファイル名]ボックスで、保存するファイルの名前を指定します。

    拡張子は「.tmx」です。

  10. [ファイルの種類]ボックスの一覧で[すべてのファイル(*.*)]をクリックします。

  11. [文字コード]ボックスの一覧で[UTF-8]をクリックします。

  12. [保存]ボタンをクリックします。

  13. SDL Trados Studio を起動します。

  14. [表示]メニューの[翻訳メモリ]をクリックするか、ウィンドウ右下の (翻訳メモリビュー)ボタンをクリックします。

    [翻訳メモリ]ビューが表示されます。

    翻訳メモリビュー

  15. 翻訳メモリを開くか、新しく作成します。

    翻訳メモリを開くには

    1. [ファイル]メニューの[開く]をポイントし、[翻訳メモリを開く]をクリックします。

      [ファイル共有タイプの翻訳メモリを開く]ダイアログボックスが表示されます。

      翻訳メモリビュー

    2. インポート先の翻訳メモリ(*.sdlm)を選択し、[開く]ボタンをクリックします。

      [翻訳メモリ]ビューに翻訳メモリの内容が表示されます。

    翻訳メモリを新しく作成するには

    1. [ファイル]メニューの[新規]をポイントし、[翻訳メモリ]をクリックします。

      [新しい翻訳メモリ]ダイアログボックスが表示されます。

    2. [場所]ボックスの右にある[参照]ボタン(ダイアログ右中央)をクリックします。

      [フォルダーの参照]ダイアログボックスが表示されます。

    3. 新しいメモリの保存先のフォルダーを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

      [場所]ボックスに、選択したフォルダーが表示されます。

    4. [名前]ボックスに、新しい翻訳メモリの名前を入力します。

    5. [原文言語]ボックスと[訳文言語]ボックスの設定が正しいことを確認し、必要に応じて変更します。

    6. その他、必要な設定を行います。

    7. [終了]ボタンをクリックします。

      翻訳メモリが作成されると、[新しい翻訳メモリ]ダイアログボックスの[作成]ページに「完了しました」と表示されます。

    8. [閉じる]ボタンをクリックします。

      [翻訳メモリ]ビューに空の翻訳メモリが表示されます。

  16. タスクバーの[インポート]ボタンをクリックします。

    [インポート]ウィザードの[ファイルのインポート]ページが表示されます。

  17. [ファイルの追加]ボタンをクリックします。

    [ファイルの追加]ダイアログボックスが表示されます。

  18. インポートするファイル(先にエクスポートしたファイル)を選択します。

  19. [開く]ボタンをクリックします。

    [インポート]ウィザードに戻ります。

  20. [次へ]ボタンをクリックします。

    [インポート]ウィザードの[TMX インポートオプション]ページが表示されます。

  21. [次へ]ボタンをクリックします。

    [インポート]ウィザードの[全般インポートオプション]ページが表示されます。

  22. [終了]ボタンをクリックします。

    インポートが完了すると「あいまい検索用インデックスの統計の再計算...完了」などのメッセージが表示されます。

  23. [閉じる]ボタンをクリックします。

    [翻訳メモリ]ビューに翻訳メモリの内容が表示されます。

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この記事で使われている製品のバージョンについて

SDL Trados 2007

SDL Trados Studio 2011 Professional

Microsoft® Windows 8.1 Pro

記載されている商標について

Trados は、SDL plc の登録商標です。

Translator's Workbench、Trados Studio は、SDL plc の商標です。