この記事は、Tuscan で SDLXLIFF ファイルや TTX ファイルのチェックや検索をするときの最小限の手順を紹介します。
Tuscan をインストールして起動します。
「Tuscan -ご使用条件とダウンロード」の内容をご確認いただき、 ページ中央の「上記に同意してダウンロードする」をクリックしてください。
ダウンロードとインストールが完了すると、Tuscan が起動します。
詳しい手順は、次の記事をご覧ください。
TagEditor で編集中の TTX ファイルまたは Word で編集中の Word バイリンガルファイル(*.doc、*.docx)のチェックまたは検索を実行する場合は、 [現在のファイルを対象にする]チェックボックスをオンにします。
または、[現在のファイルを対象にする]チェックボックスをオフにし、次のいずれかの方法で、[対象のファイル]の一覧にチェック対象のファイルを追加します。
対象のファイルを一覧にドラッグ&ドロップします。
[+]ボタンをクリックし、表示されるダイアログボックスを使って、対象のファイルを選択します。
Ctrl キーを押しながら[+]ボタンをクリックし、表示されるダイアログボックスを使って、対象のファイルが入ったフォルダーを選択します。
選択したフォルダーとサブフォルダーに含まれるバイリンガルファイルが対象のファイルの一覧に追加されます。
複数のファイルを追加すると、追加したすべてのファイルで検索やチェックが実行されます。
チェックをする場合は[対訳チェック]ボタンをクリックします。
検索をする場合は[対訳検索]ボタンをクリックします。
チェックをする場合は、[指摘する項目を選択する]チェックボックスがオフであることを確認します。
チェック項目を選択する場合は、このチェックボックスをオンにします。
検索をする場合は、[原文]ボックスと[訳文]ボックスに原文と訳文で検索するテキストをそれぞれ入力し、右側のボックスの一覧でそれぞれの条件を指定します。
また、必要に応じてオプションを設定します。
[開始]ボタンをクリックします。
検索またはチェックが開始されます。
しばらくすると、ウィンドウ右側に結果が表示されます
結果の一覧で、訳文を修正したい分節のセルをダブルクリックします。
TTX ファイルの場合は TarEditor で、SDLXLIFF ファイルの場合はセグメントエディターで訳文が開きます。
訳文を編集します。
手順 6 と 7 を繰り返し、編集が必要な分節をすべて編集します。
必要に応じて、検索→編集、チェック→編集(手順の 3 〜 8)を繰り返します。
対訳チェック、対訳検索の詳しい手順は、次の記事をご覧ください。
作業が終わったら、[ファイル]メニューの[終了]をクリックして、Tuscan を終了します。
プロジェクトを保存するかどうかを確認するメッセージが表示された場合
作業中に行った設定変更や登録した単語、ルールを保存する場合は、[はい]ボタンをクリックします。
保存先のファイルを指定するダイアログメッセージが表示された場合は、保存先のファイルを指定し、[保存]ボタンをクリックします。
作業中に行った設定変更や登録した単語、ルールを保存しない場合は、[いいえ]ボタンをクリックします。
Tuscan 4.1.2
Microsoft Windows 8.1 Pro
Trados Studio 2011 Professional Edition
Trados は、SDL plc の登録商標です。
TagEditor、Trados Studio は、SDL plc の商標です。
Microsoft Word は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
2014.10.2 - 手順 9 を追加
2014.9.30 - 公開